日本の温泉とスパについて

日本にはたくさんの温泉地があります。古くから、温泉は体を清潔にする以外に、疲れを癒したり、病気を治すために通ったり、憩いの場所として人々に親しまれてきました。日本の温泉やスパについてご紹介します。

温泉とは?

そもそも温泉とはどのようなものを指すのでしょうか。実は「温泉法」というものが日本にはあり、その規定に合ったものを温泉と呼んでいます。具体的には温泉源から採取された時の温度が25度以上あるもの、それ以下でも定められた19の物質(ラドンや水素イオンなど)のうちの一つが規定量含まれていれば温泉となります。温泉を熱源で分類すると、火山の地下のマグマを熱源とする火山性温泉と地下深くなるほど温度が高くなる事(地温勾配)を利用した非火山性温泉に分けられます。非火山性温泉の中にはこの地温勾配では説明できない温泉も存在しています。

温泉の歴史

火山の多い日本には火山性の温泉が多く、昔から温泉にまつわる神話や開湯伝説が多く残されています。漠然と信仰の対象となっていた温泉ですが、鎌倉時代に入ると、医学的な活用が増えて、実用的な使い方をされていきました。江戸時代になると湯治客が訪れるようになり、その客を泊めるためにできたのが温泉宿なのです。砂風呂や打たせ湯、蒸し湯などができたのもこの頃なので、江戸時代には現代の温泉施設の原型がすでに存在したと言えます。19世紀末にはボーリング技術が爆発的に普及して、温泉資源が潤沢に活用できるようになりました。

現代の温泉

現代ではレストランやプール、マッサージ施設、エステなどを併設した温泉スパ施設も多くの場所で見られ、家族で訪れるレジャー施設のような役割りも果たしています。炭酸泉やつぼ湯など温泉も様々な種類が楽しめるよう工夫されています。